philosophy

キサについて

その人らしさをもっと自由に残したくて。

自然光のやわらかな印象の写真が広く親しまれている今、そういった写真が多く広まりそれが正義であるかのような状態に疑問を抱いていました。

スマートフォンの高性能化や補正機能の進化によって、誰でも手軽にきれいな写真を残せる時代になったからこそ自然光の写真は一番身近にあります。

けれど、写真はもっと自由でいい。
やわらかな光だけでなく、印象に残る光があってもいい。
映画やドラマに出てくる自画像のような威厳を放つ雰囲気。スマートに色気を感じるややコントラストの強い写真。

スタジオで光を丁寧にコントロールすることで、日常の延長にありながら、少し非日常を感じる一枚を残すことができる。それは、メイクをするように、その人が持つ魅力を引き上げ物語を演出し、
その人らしさをより印象的に残すための表現です。
そんな撮影をもっと身近なものとして届けたい。その思いからフォトテリエ・キサを作りました。

自己紹介

はじめまして。フォトテリエ・キサを運営している田中です。
上越市で生まれ育った私は、高校卒業後に東京の写真専門学校へ進み、その後大手出版社のスタジオでアシスタントを務め、さらに個人カメラマンのもとでも経験を積みながら写真と向き合ってきました。

独立後は個人事業主のフォトグラファーとして、コスメ、服、食品などを中心に、主に商品撮影に取材やイベント撮影など様々な撮影に携わり、スタジオの中で照明を組み、光をコントロールする。それにより商品の質感や魅力をどう引き出すか、何をどう見せればそのものが持つ良さをより深く伝えられるのか。

そうしたことを考え続けてきた時間が今の自分の写真の核になっています。
私にとって写真は、ただ写すものではなく光によって印象を整え、その被写体らしさを引き出していくものです。
だからこそフォトスタジオでの写真も、その人が持つ雰囲気や魅力をもっと丁寧に、もっと印象的に残せる選択肢が身近にあってもいいと考えました。

フォトテリエ・キサは、これまで培ってきたライティングの技術と自分自身が写真に感じてきた価値観を通して、自分らしさや家族らしさを映画やドラマ、ポスターや雑誌のような少しの非日常的な表現でドラマティックな写真を撮れるスタジオにしたいと思っています。

キサ という名前

キサという名前には、まだ見ぬものに思いを馳せる感覚を込めています。
昔、日本にまだゾウがいなかった時代で「象」は「きさ」とも読まれ、日本書紀にも「象牙(きさのき)」という言葉が残されています。語源には諸説ありますが、そのひとつに、象牙の断面の模様が木目状の文様「橒(きさ)」にちなむという一説があります。
まだその生き物の姿を見たことがない。
それでも海外との交易により先に届いた牙から、そのまだ見ぬ生き物の存在に想像をふくらませたのだと思います。私はその感覚に強く惹かれました。
フォトテリエ・キサという名前には、写真を通して、普段とは少し違う自分に出会う好奇心や、新しい刺激を感じられる体験を届けたい。という思いを込めています。
見慣れた自分の延長にありながら、いつもと違った一面を形にする。
それは特別な思い出となり、違う角度の視点で思い出を残せるスタジオにしたいと考えています。

笑顔だけが正解ではなく。

まっすぐな表情。目線を外したまなざし。
世界観を作る大事な要素です。
もちろん笑顔の写真は見返すと和やかな気持ちになります。
どんな写真にしたいか。思い切った表情は印象的な思い出になります。

AI時代でも写真を撮る意味。

AIによって、写真は簡単に美しく整えられる時代になりました。
補正だけでなく、背景や表情までも自然につくれるようになり現実に存在しなかった一枚さえ、違和感なく生み出せるようになっています。

さらにネットショップを活用すれば、季節感のある小道具や飾りも気軽にそろえられる時代へと変化しました。
ハロウィンやクリスマス、こどもの日といったイベントごとに飾り付けて思い出を残すことも家の壁1枚あれば問題なくできますし、その過程の家族で準備をしたりサプライズを考えたりする時間も、かけがえのない思い出のひとつになります。

だからこそ、そうした日常の記録はスマートフォンや自分たちのカメラで自由に残していけばいい。
その一方で、プロの技術や光の設計があるからこそ生まれる写真は、フォトスタジオで残す意味があり一味違ったものであるべきだと考えます。

今は、写真を残す手段が増えた時代です。
フォトテリエ・キサはただきれいに撮るだけではなく、ご自宅では撮影が難しい印象や世界観、その人らしさまで引き出せる一枚の写真が
特別で、記憶に残るものになりスタジオだからできる事だと思っています。

光を操り、記憶に残る1枚に出会う

フォトテリエ・キサの撮影は、すべて上越市のスタジオ内で行っています。

天候や時間帯に左右されにくい環境の中で、光の向きや強さを一つずつ調整しながら、
その人に合う印象をつくっていきます。

撮影に慣れていない方もご安心ください。
表情や立ち方、目線の向け方などは、こちらから無理のない範囲でご案内します。

笑顔だけを正解にせず、静かな表情や自然な仕草も大切にしながら、
その日らしい一枚を残していきます。